mattak's blog

気の向くままに書く

「これだけ! KPT」を読んだ

これだけ!  KPT

これだけ! KPT

なぜ読んだ?

最近自分の周囲のプロジェクトでKPTが流行している。 各プロジェクトいろんなアプローチがあって、うまくいっているケースとうまくいってないケースがあるなと感じてる。その原因を知りたいなって思ったのが1つ目の理由。もう一つは、リーダーらしいものを任される機会があって、何をどうすればいいのか悩んでるから。自分だけが空回りする状況になりがちだし、もっと自律的な集団にしたい。そのヒントがあればって思ったのが2つ目の理由。結果、読んでよかった。

リーダーってなんだろ?

リーダー=MTGをまわす人ってくらいの認識状態の僕は、読了後にふりかえってみると失敗していたんだなと実感できる。 本の中で言及されているのだけど、何でもかんでもやってしまう一見有能なリーダーってのがよくないパターンで出てくる。MTGの準備もチームのためのアクションもすべて自分でやらなきゃダメだって勝手に思っていた。それで「提案する自分」と「それに合わせてくれてやっているメンバー」っていう構図が自然に出来上がってた。何かやらなくちゃダメだって、もっと変えていきたいんだって思うのだけど、それは僕のための集団でメンバーのための集団ではなかった。リーダー型でない、自律的な集団であるには?って点が本書では言及されていて、気になる人は一度読んでみるといいと思う。

KPTの形

KPT? Keepは続けたいこと、Problemは問題になっていること、TryはProblemに対してActionしたいことでしょ?」この本を読む前はこんな認識だった。そして読了後に、この認識の浅はかさに気づいた。 KPTはなにかいいらしいと噂だけを耳にした僕は、5分でサクッとやるKPTという題目で導入していた。なんとなく溜まっていくKeepに満足しながら、変化がないproblemや実行されないtryにこれでいいのかって疑問を覚えつつ、何も改善しないまま議論も真剣にしないまま、最近はただの問題共有の時間に成り下がっていた。 KPTはやはり改善を促すためのフレームワークだし、tryとactionの時間、そもそもの実施する意義をきちんと合意できていなかったのが良くなかったと思う。それに永続化したKeepを剥がすって基本すらしらなかった。 本の中では、会議のカイゼンのためのKPT (個人的にこのアイデアが一番おもしろかった)、学習の振り返りのためのKPTなど種類を広く具体性をもって解説している。また時間の配分の仕方、Keep/Problem/Try/Todoといった別の形、5sなどの他の思考フレームワークと合わせて考えるなど紹介し、細かいテクニックや示唆とヒントに満ちている。 今すでにKPTを行っていても、それがうまくいってないか疑問をもっていたり自信のない人は一度読んでみることをオススメする。